11月2日〜5

福岡県 出会いが出会いを

ついに九州上陸!膝の調子もよく、プロジェクトも順風満帆だ。すでに3400キロほど走り講演も60回近くを数える。夜はほとんど講演の打ち合わせメールをしているが、九州にはメールだけで半年以上やりとりしている人も多い。どんな出会いが待っているのだろう。

11月2日は福岡県IYEOとヤングネットワーク北九州の共催で、北九州市八幡東中央公民館での講演会。自転車で会場へ向うが、このところ急に冷えこみ風も強くて一気に冬が来たようだ。この日、県内の豊津中学校から来年の講演のご依頼をいただいたり、これから自転車で九州を回ろうと目をギラギラさせた青年が来てくれた。夜は小倉に住むボランティアに熱心な渡辺くんのご家族にお世話になった。出会いが出会いをつないでくれている。今回の主催者との出会いも9ヶ月前の下関での講演会である。

翌日冷たい雨の中、追い風に助けられて福岡市内のユースホステルへ約80キロ走行。パタゴニアのインナーウエアーのおかげで、走っていれば風邪をひくこともない。

4日はアクロス福岡にて同じくIYEO主催の講演会。ここでも西南学院大学やボーイスカウトの関係者から講演のご依頼をいただく。事前のしっかりした準備や告知のおかげなのだが、福岡の人は講演会慣れしているというか、笑いなど非常に反応がよく、また温かく話しやすかった。湯布院、下関など遠方からも、会場いっぱいの方にお越しいただいた。

11月5日、今日は福岡インターナショナルスクールでの講演。英語である。ゴクリ。直前まで何年生が参加するのかがわからないという状態だったが、いざ当日はバッチリ準備をしてもらい、体育館の白い壁面を使ってスライドショーを行った。小学生から高校生まで約300人。世界一周中、英語をしゃべる機会が多かったので何とか講演を終えたが、改めて日本語には日本独特の表現があることを実感する。いつもの内容を英語で伝えてもこっちも相手もピンと来ないのだ。しかし子どもたちの「海はどうやって渡ったの?」「パンクしたらどうするの?」「どうして世界一周しようと思ったの?」という素朴な質問は変わらない。

また一方、「僕はいろんな人に支えられて夢を実現した。一人でやってできたことは一つもない」と言うと、アメリカ人の先生は「オレはたった一人、カバン一つで日本にやってきて、今は家族もいるし仕事もある。オレは誰の助けもいらなかったよ」と言う。伝え方が下手だったのかもしれないのでこれを例にとるのは強引だが、「万物に感謝する感覚」は日本人独特なのかもしれない。いずれにせよ言葉の壁を含めて「伝え切れない」という困難な状況の方が勉強になる。息子のニコラに話しを聞かせたいと、半年以上も学校に掛け合って出会いを作って下さったクリスタさん、福岡インターナショナルスクールのみなさま、ありがとうございました。そしておつかれさまでした!

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