12月12

アツ〜イ沖縄から「めんそーれ!」(いらっしゃいませ、の意)
沖縄編その1

「夢の掛け橋プロジェクト」最後の地となる沖縄県で最初の講演は、具志川市の前原高等学校、全校生徒と関係者合わせて約1000人。市の芸術劇場、響ホールで行われた。以前は人前でしゃべることは苦手で、こんな大勢の前なんて考えただけでお腹が痛くなっていたが、いつの間にか楽しめるようになっている。各地であたたかく迎え入れてくれ、叱咤激励して下さる方々のおかげ以外なにものでもない。生きていると本当にいろんなことが起こる。

この日の講演は生徒たちによる挨拶で始まった。僕は心地よい緊張感とともにステージに上がり無我夢中に喋っていると、あっというまに時間になってしまった。これだけの人数がひとつの方向に思いを持つと、ものすごいエネルギーになる。みんなに喋らせてもらった1時間半だった。講演後、控え室で沖縄特産の「玄米ドリンク」と牛乳(他県に比べてとてもよく飲まれている)をいただきながら先生方と歓談していると、生徒たちが「もっと話をきかせてください」と目をギラギラさせてやってきてくれる。沖縄の人の第一印象はおとなしいと感じるが、内に秘めるものはかなりアツイ。具志川市での講演は市内に住んでおられるベンチャー高安(有)の高安社長が超多忙な仕事の合間を縫ってアレンジして下さっている。経験者なら講演会ひとつ企画するのに莫大な時間、労力、人脈、そしてお金を要することをご存知と思うが、それを今回は3箇所でこなしてくれているのだ。高安社長は沖縄、僕は大阪に住みながら東京でTBSの秋沢アナウンサー主催の We Can Make our Dreams Come Trueという異業種交流会・勉強会で初めてお会いしたのがご縁である。(上記リンク、高安社長は第17回に沖縄のエジソンとして登場されています。とてもわかりやすい報告書ですのでぜひご一読を!)

前原高等学校で講演させていただいた翌々日、JACC(ジャパン・アドベンチャー・サイクリスト・クラブ)の仲間たちが関西からわざわざ沖縄のゴールに駆けつけてくれ、一緒に平和記念公園、ひめゆりの塔などへサイクリングした。8ヶ月間、プロジェクトはずっと一人だったので嬉しかった!那覇市内で別の大きな講演会を企画してくれている冒険王株式会社の屋嘉比ファミリー、老舗の自転車屋・沖縄輪業の森社長も参加してくれた。仲間がいるってことは本当にありがたい。

みんなで国道を走行中、「さかもとたつさ〜ん!」と言う声がするので自転車を止めて振り返ると、追い越していく貸切バスから生徒たちが身を乗り出しながら手を振っている。誰だろう?と思っていると、「前原高校で〜す!!この間はありがとうございました〜!」と叫んでいる。僕は激しく手を振って応えた。こうして偶然再会できること自体、アツイ思いが響いている証拠だ。世界一周を終える時と同様、プロジェクトが終わっても前に進み続けられるようにと、いろいろな出来事が僕を勇気づけてくれる。
前原高等学校の生徒の一人みーやんは、プロジェクトが終了した翌年になっても掲示板に書き込みをしてくれている(1月27日付・前回も返信せずにごめんなさい!)。どうもありがとう!

前原高等学校、JACCの仲間とサイクリングの様子はこちら


(つづく)