7月12

前人未踏の南極点をほぼ同時期に目指した3人の探検家をご存知と思う。
アムンセン(ノルウェー)、スコット(イギリス)、そして秋田県金浦町出身の白瀬中尉だ。

日本人で初めて南極探検をした白瀬中尉の古里へ飛行機で往復した。「白瀬南極探検隊記念館」がある金浦市の金浦中学校に招待されたのだ。この地を中心として彼の功績に刺激され一大事業を成した人物は多く、彼は今も人々の心に生き続けている。

講演に際し東奔西走してくださった渡部氏は「白瀬中尉をよみがえらせる会」を通して、地域づくりに貢献されてきた人。事前に「やった。」を広めて下さっただけでなく、飛行機代の負担、自ら一時間離れた空港への送迎、白瀬南極探検隊記念館の案内、「岩ガキがおいしいと聞きました」という僕に天然の岩ガキを食べさせてくれたり、鳥海山の豊かな恵の話など、本当にこの土地を好きで誇りに思っていることが伝わってくる。プライドを持って人をもてなせば、相手は「来て良かった、また来たい」と思うのである。アフリカで貧しい環境に暮らしながらも精一杯もてなしてくれた誇り高い村長と同じである。

金浦中学校での講演直後、学年毎に感想を述べてくれたのだがあまりにしっかりした感想にびっくりした。白瀬中尉のスピリットだろうか。日本を含め世界中、どんな環境にあろうとも人は前を向いて生きて行こうという気持ちは共通なのだと、そんな人としての善を痛感せずにはいられなかった。

金浦中学校のホームページ
 
(講演の感想文は「夢の掛け橋プロジェクト」の中に更新されます)