坂本達の西アフリカ・ギニア井戸掘りプロジェクト
 

 

前回の2008年末のレポート


前回のレポートでも書きましたが、シェリフ・ドクターのいる地区には約6700人が住んでいますが、まともな病院や診療所は一つもありません。シェリフは、「まともな医療施設や薬があれば、多くの命を救うことができる」と、診療所を作ることが長年の夢でした。多くの人の理解と協力を得て毎年ギニアへ渡航し、僕は彼の夢を応援させてもらっています。

 

4月になって完成した診療所の写真が送られてきました!シェリフ・ドクターに「使い捨てカメラ」を渡して記録を収めてもらっているのですが、デジカメを持っている人を見つけてインターネットで送ってもらったようです。…と一言で書きましたが、現地にはごく一部しか電気がなく、デジカメを持っているギニア人は聞いたことがありません。インターネットも町に2ヶ所しかなく、それも停電や故障で通信するのは至難の業なのです。もちろん料金も高額です。どれだけ苦労して写真を送ってくれたか、それを考えるだけで頭が下がる思いです。
「完成したけど使用してもよいか?」と律儀な質問をしてきたので、もちろん「ウィ」と返事をして診療所はすでに使用されています!!
診療所は鉄筋とセメントで作られ、約100平米、全部で6部屋。皆様にご協力いただいている「著書の印税」と「ご寄付」が現地へ届きました!本当に皆様のおかげです!!

 


完成した診療所。トタンの屋根が張られ、壁に白いペンキが塗られている

この診療所の裏がシェリフ・ドクターの自宅

病室にならんだベッド。窓も入り、床はセメントで固められている

薬局の前のシェリフ・ドクター。とても嬉しそう!
 

薬局のカウンター
 

 

今年の乾期(11〜12月)にギニアへ行き、改めて現地の様子を確認してくる予定です。そして改めて現地の様子をきっちりご報告させていただきます。

現地には電気がほとんどきていませんので、今後ソーラーパネルも設置できたらと考えています。ソーラーパネルは、近年比較的安価で入手できるようです。さらに、別棟に分娩室と待合室を作れたらというシェリフの希望があります。現地では女性がひとりで出産したり、衛生管理や合併症の知識が十分でない環境で出産したりするで妊産婦の死亡率が高いそうです。

今回の診療所建設プロジェクトを実行するにあたって、本当にたくさんの方々に助けていただき、支援していただきました。勤務先のミキハウスをはじめ、支援してくださった企業の皆様、在ギニア日本大使館の皆様、プロジェクトの途中で出会った在ギニア・日本の皆様、世界一周から応援してくださっている皆様、講演会を企画して活動を広く紹介してくださった皆様、拙著「やった。」「ほった。」DVD「夢 その先に見えるもの」をご購入くださった皆様(資金はこれらの印税です)、個人的にご寄付をくださる皆様、友人、知人の皆様本当にありがとうございます。この場をお借りして改めて感謝申し上げます。これからも一連の活動を誠意を込めて実践していきますので、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

坂本達

 
 
 
 
 

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